機器紹介
手術機器
超音波白内障・硝子体手術装置
CONSTELLATION visoin system[Alcon]
白内障手術と網膜硝子体手術の両方を行える装置です。
手術時間短縮につながる高性能硝子体カッターが患者さまの負担を軽減し、極小切開での硝子体手術を実現します。白内障と硝子体の同時手術が可能です。
超音波白内障手術装置
CENTURION visoin system[Alcon]
手術中に変化する灌流圧を自動的かつ継続的にモニタリングするシステムを搭載しており、眼内圧の変動による術中のリスクを低減させることで、手術の安全性と効率性が向上します。
また、水晶体を短時間で効率よく砕き、吸引できるため、特に重症の白く濁った硬い白内障でパフォーマンスを発揮します。
手術顕微鏡
大学病院や総合病院でも使用されている評価の高いものを採用し、各種日帰り手術を可能にしています。
涙道内視鏡用画像装置・鼻内視鏡装置
涙道内や鼻内を直接詳細に観察できる装置です。涙道手術に用います。
外来治療機器
レーザー光凝固装置
網膜にレーザーを照射し、熱で病的な部分を凝固させることにより病気の進行を食い止める治療に用います。
YAGレーザー
主に後発白内障(白内障手術後に発生する水晶体後嚢の混濁)や緑内障の治療に用います。
検査機器
眼底三次元画像解析装置
網膜の断層画像を撮影する機械です。
黄斑疾患・網膜症などの病症把握や網膜の薄さのデータ化と視神経乳頭の状態把握により緑内障の経過観察に有効。また造影剤を使用することなく網膜血管の状態確認をできる機能があります。
広角眼底カメラ(Optos Daytona)
従来の眼底カメラ(45度画角)に比べ、約4倍の200度の画角で網膜80%以上という広範囲の画像を一度に撮影できます。撮影は、1回、約0.4秒で完了し、散瞳剤(瞳孔を拡げる薬)を使用せずに非接触で撮影できるため、患者様への負担が軽減します。
初期の網膜剥離や糖尿病網膜症、眼底出血など周辺部眼底疾患の発見に役立ちます。また、通常の眼底写真のほか自発蛍光の画像も撮影可能なため、網膜の病変部位の特定、診断に有用です。
散瞳眼底カメラ
網膜の断層画像を撮影する機械です。視神経と網膜神経線維層の断層画像を撮影画像を取得でき、視野が欠ける自覚症状が現われる前に緑内障による視神経病変を発見することができます。
光学的眼軸長測定装置
眼軸長(眼の奥ゆき)を測定します。
主に白内障手術で使う眼内レンズの度数を決めるために用いる重要な装置です。
角膜形状・前眼部OCT
非接触・非侵襲で水晶体までの断面像や、角膜の形状を3次元撮影することが可能です。
円錐角膜などの角膜形状異常、白内障手術前後や屈折矯正手術前後、角膜不正乱視や翼状片の角膜状態を診断するのに役立ちます。また、緑内障に関係の深い隅角の状態を全周に渡って観察できることで、診断や治療後の経過観察に有用です。
前房蛋白測定装置
前房水の蛋白濃度を定量的に評価する検査機器です。
目の表面の角膜(黒目)から目の中の虹彩までの空間を「前房」と言い、レーザーフレアメーターでレーザー光を当てることにより、前房内の炎症状態を確認しています。白内障手術前後やぶどう膜炎による前房炎症を数値として把握することができ、経過観察などでよく使用しています。
超音波眼軸長・角膜厚測定装置
眼球の前後の長さを計測します。強い白内障や硝子体の混濁がある場合、この装置を用いて眼底の様子をおおよそ観察することができます。
超音波画像診断装置
白内障や硝子体出血のために眼底が透見しづらい時に眼内の病変を診断する装置です。
スペキュラーマイクロスコープ
角膜の一番内側にある細胞(角膜内皮細胞)の数を測定したり、形を観察します。その結果は、手術やコンタクト使用に耐えうる状態かを判断するための、1つの基準となります。
ハンフリー視野計
中心視野を調べることができる器械です。
緑内障診療において広く利用されています。
オートレフケラト/トノメータ
屈折度測定機能、角膜曲率半径測定機能、眼圧測定機能を搭載しています。
スペースセイビングチャート
視力検査のシステムです。
オートレンズメータ
レンズのデータ(度数)を測定する機器です。
現在使用している眼鏡にどのようなレンズを使用しているかを調べることができます。
スリットランプ
コンタクトレンズのフィット感を評価する際に使用します。